現在の状況

 消防団員の身分は相模原市の特別地方公務員(活動時のみ)で、市の職員として活動します。
 (消防)署員とは異なり、消防団員は別に本職を持ち、火災・災害発生時にボランティアで活動するものです。
 市内在住か在勤の方で、18歳以上であれば消防団に加入できます(男女は問いません)。

 三井消防団の定員は11名です(市が決めています)。ですが現在1名欠員です。加えて長期出張でほぼ地元にいない団員が1名いて、実質9名で活動しなくてはならない状況です。
 三井地区300余りの世帯の地域から11名を団員としなければならないのは多いように思います。ですが地震や台風などの災害が発生し孤立したときたとき、この地域を11名で守れるのかといえば、少ないように思います。ましてや、実働できるのは現在9名です。加えて昼間の勤務時間帯に発生したとき団員は地元に何人いるのでしょうか。とても心配です。

 ・何人いれば火災発生時に消火の対応ができるでしょうか?
 ・何人いれば被災した家屋から被災者を救助できるでしょうか?

 欠員がいることで、救えるはずの命が救えないという状況、これだけは回避しないといけないと思っています。


 加えて三井消防団には高齢化の問題があります。年齢構成は20代3名、30代2名、40代4名、50代1名です。平均年齢は38歳で、40代以上はすべて勤続10年を超えています。決して若い集団ではありません。過去に若い方が入ってくださっても、家庭や仕事の都合で市外へ転出され、2年ないし4年の勤続でそのまま退団という事態が多かったです。
 加えて、40代以上のものはあと十~数年で退団していくと思います。今から若い方々に担っていただき、世代交代をさせ三井消防団を若返りさせたい、そう思っています。
 世代交代がうまくいかなかったら、だれが災害から住民のみなさんを守るのか、先の話ですが今から気を揉んでいます。


  ・欠員がいること 
  ・世代交代を終えていないこと

 現状の課題は以上の2点です。




                    「今月の活動」